私vs風疹(三日はしか)1

そんな頃の風疹(三日はしか)になった時の話

僕には妹弟が居た為 個室に隔離され一人で寝起きしていた

ある日の朝早く小便がしたくなり目が覚めた

コンクリートの廊下の端に在るトイレへ行かなくてはいけない

可也熱が有ったと思う

小学3年生でブツブツだらけの僕はフラフラ歩き

やっとトイレに着き用を足す

半分位出た所でピークが行き成りやって来た

物凄い先制攻撃!立っていられないのだ

壁に持たれながら必死に用を足す

目の焦点も合わず天にも昇る気分、

何か良い気持ちだ

小3まで寝小便していた負けっぱなしの僕は

折角ココまで来たのに小便塗れになる訳にはいかない

それではここまで何の為にやって来たのか

意味が全く無くなってしまう

根性で倒れず、少しは引っ掛けたがやっと終わった

僕は優しいから今の所は引き分けとしておこう

と風疹に言ったと思う

そして早く帰って布団に横にならなければ、

と一歩を踏み出した  

hanaji3

禁止マーク ステッカー 立小便

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