痛くて良く眠れない、夢を見る様にもなった、
昼、飯喰う序でに散歩に出た、
ゆっくりと、手と足が同時に出る様な歩き方で
川に出たので川沿いを歩いていると
飼い犬だか野良犬だかが俺の後ろを着いて来る
「人懐っこいな、可愛い奴」なんて思っていると、
吠えて来た!
「コンノ糞犬~」「可愛さ余ったぜこれ!」、
立ち止まり振り向くと奴は吠えながら後ずさりする
なもんで、又ゆっくり歩き出すと、吠えながら着いて来る
振り向き、徐にそこらに有る適当な石ころを拾った
と、同時に、俺の調子の良い時は
130㌔出るか出ないかの剛速球が呻りを上げる
当たり前だが威嚇なので、地面に向けてだ
しかし俺は手負いの為、全然、力が入らず、
俺の石ツブテの術は、
人が見たら餌を上げてる様にも見えただろう
奴は、後ずさりはしたが、石の匂いを嗅ぐ始末
前より明らかに威勢が良くなって吠えて来た
俺は気付いた、
今、俺は、野生の中では、非常に、弱い、立場なんだ、と、
俺が今、弱っている事を奴は本能で悟ったのだ
犬が「俺の縄張りから出て行きやがれ!この負け犬が!」
と、言っている!
痔の前に犬に負けているのだ!
しかし速くは歩けない、
俺は又石を拾い、痛みを我慢し思いっきり投げつけた
が、、、どうにも成らない、完敗!
暫く吠えながら着いて来られて、
適当な所で奴は帰って行った
その後、袋小路に迷い込むと
見えない所に居る、飼い犬4、5匹に嫌って程吠えられた
嫌って程だ!犬め!
来た道をすごすごと引き返すしか無かった
帰国まで、あと四日!
犬のフンの後始末を のプラスチック看板 警告 お願い JSCA23