一ヶ月半旅行に出て 部屋に戻ると
そこには見るも無残な荒れ果てた光景がありました
ティッシュが散乱し座椅子の折り曲がる所には
無数のチョコみたいなやつ
誰かが入ったのかとか思い取り合えず
「誰だ!誰か居るのか!」
と一目で見渡せる部屋で言ってみた
そんな一人寸劇もそこそこに
旅行先で会った奴にメールかなんかしてる時
ふと気付いた ネズミだっ! 我ながらトロイ
部屋を乗っ取られていたのだ!
ぬかった!チョコかと思ったやつ 素手で持って臭いまで嗅いじゃった
ネズミの糞だわ、キッタネエなあ
前から天井裏をごそごそ徘徊しているのは知っていたが
部屋には1回も入って来た事が無かったのに、、、
静かに!俺!少しの間の沈黙、、、
奴はまだこの部屋に居る!
そう感じた私は身近にあった本を
何かゴチャゴチャ置いてある らしい所に投げつけてみる
まさかとも思ったが意外とネズミは、そこに居た「当たった~!」
思ったよりでかいねずみが同じ場所から凄い勢いで飛び出して来た
そして部屋の隅の方を疾走して天井の穴に吸い込まれていった
気になってはいたか放置していた明らかに、ねずみの通る穴が既にそこにあったのだ
私とネズミの血で血を洗う戦いは始まっていた!
やっこさん ― 尻尾ぬかして約15cm 意外とデカイ
部屋の見取り図